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Presse-Information

2021年 八月 10

InnoTrans ポッドキャスト: 公共交通機関向け統合モビリティソリューション

都会でも田舎でも、すべてのモビリティサービスを統合するアプリ。ViaTransportation社のヨーロッパCEO、Chris Snyder氏は、オンデマンドで排出物のない公共交通機関への変革を推進したいと考えています。「公共交通機関における次の大きなマイルストーンは、既存のシステムをシームレスに統合することです。決済から複数の交通システムにまたがる旅行計画、またサービスの設計から運用までの統合です。この統合ビジョンこそが、私たちが今日、世界中のパートナー企業とともに構築しているものなのです」。

InnoTransプレビューの一環として8月10日に公開されるInnoTransポッドキャストでは、Chris Snyder CEOが、なぜ行程を共有し、スマートな統合ソリューションを提供することに主眼を置かなければならないのかを説明しています。今後、電気自動車や自律走行車がモビリティを大きく変えるとしても、それにはまだ時間がかかります。電気自動車にはバッテリーが課題としてありますが、Snyder CEOは5年後には進歩があると期待しています。しかし、統合モビリティーサービスが既に利用されている例があります。それはVia Transportation社とロンドンの北に位置するミルトン・キーンズの自治体によるプロジェクトです。ミルトン・キーンズではオンデマンドライド用の完全電気自動車がイギリスで初めて導入され、コストも移動時間も大幅に削減されました。

また、生徒、患者、障害者の送迎など、これまで独立していた分野もデジタルプラットフォームによって統合が可能になります。例えば、Via Transportation社とベルリン市交通局が提供するライドシェアサービス「Berlkönig」により、車いす利用者はより速く、より柔軟に移動できるようになりました。Via Transportation社は、来年のInnoTrans 2022のMobility+展示エリアで、さらなる革新的なソリューションを紹介します。Mobility+エリアでは、従来の公共交通機関展示エリアに補完的なモビリティサービスを提供する企業の展示エリアをテーマ別に初めて設定します。ここでは、シェアード・モビリティ、モビリティ・アプリ、ファーストマイル/ラストマイル、オンデマンド交通システムなどの技術トピックを中心に展開します。この新エリアでは補完的なモビリティサービスを提供する企業に交通機関や交通協会、官庁と意見交換できる場を提供します。

次回の「InnoTrans ポッドキャスト」は9月14日に公開予定です。

InnoTrans について

InnoTrans は2年毎にベルリンで開催される国際鉄道技術見本市です。 前回は、61 ヶ国  3,062 の出展者が参加し、149 ヶ国から153,421 人のビジターが来場して、世界の鉄道業界の革新技術について情報を集めました。本見本市は、Railway Technology(鉄道技術)、Railway Infrastructure(鉄道インフラ)、Public Transport(公共交通)、Interiors(インテリア)、Tunnel Construction(トンネル技術)の 5 つの部門に分かれています。InnoTrans はメッセ・ベルリンが主催します。第 13 回 InnoTrans は 2022 年 9 月 20 日~ 23 日の期間、メッセ・ベルリン国際見本市会場で開催されます。詳細については www.innotrans.com をご覧ください。