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Press Release

2021年 十二月 13

InnoTrans ポッドキャスト:発火の危険 バッテリー - リスクを認識して管理する

バッテリーや水素燃料などの駆動は、鉄道輸送においても防火対策の新たな課題です。InnoTrans ポッドキャストでは、FOGTEC 社のマネージングディレクターであるロジャー・ディルクスマイヤー(Roger Dirksmeier)氏に、鉄道業界がどのように防火活動に対応するべきかについて伺います。このエピソードは 2021 年 12 月 14 日に配信されます。

近年、安全に対する意識が根本的に変わりました。2000 年にキッツシュタインホルン山で起こったケーブルカーのトンネル火災などの鉄道事故が認識の変化の一因となっています。「重要なのは、個別の課題を考慮するだけではなく、防火対策を包括的なシステムとして考えることです。そうすることで、より効率的に安全を確保し、究極的に安全性が向上します。」とロジャー・ディルクスマイヤー(Roger Dirksmeier)氏は語ります。

ポッドキャストでは、防火の専門家が、バッテリーと水素燃料に必要な新しいインフラについて説明します。列車内の充電ステーションで 1 台の E バイクを充電するだけで、大きな火災が発生する可能性があります。FOGTEC 社は、実際の条件の下で多くの実験を繰り返し、バッテリーによる火災を効果的に抑える方法を研究しました。

また、デジタル化によって、保守の際などに防火設備の新たな可能性が開かれています。同時に、「データは誰のものか」という新たな疑問も生まれています。

InnoTrans ポッドキャストの次回エピソードは 2022 年 1 月 11 日に配信されます。

InnoTrans について

InnoTrans は2年毎にベルリンで開催される国際鉄道技術見本市です。 前回は、61 ヶ国  3,062 の出展者が参加し、149 ヶ国から153,421 人のビジターが来場して、世界の鉄道業界の革新技術について情報を集めました。本見本市は、Railway Technology(鉄道技術)、Railway Infrastructure(鉄道インフラ)、Public Transport(公共交通)、Interiors(インテリア)、Tunnel Construction(トンネル技術)の 5 つの部門に分かれています。InnoTrans はメッセ・ベルリンが主催します。第 13 回 InnoTrans は 2022 年 9 月 20 日~ 23 日の期間、メッセ・ベルリン国際見本市会場で開催されます。詳細については www.innotrans.com をご覧ください。